ドメイン

自社の事業領域を表すドメイン

 

  1. 標的顧客(Customer)
  2. 顧客機能(Function)
  3. 技術(Technology)

 

で表される。

 

ドメインの考え方を2次試験に適用する場合、

  • 事例1は、標的顧客と技術に注目し顧客機能は重視されない
  • 事例2は、標的顧客、顧客機能、技術すべてを考慮する

という違いがある。

 

 

宿泊先

受験会場から離れた地域に住む人が1次試験や2次試験を受験するときは、ホテルに宿泊することが多いだろう。

 

ホテルは受験が決まったらできるだけ早めに予約しよう。

目安としては受験日の3か月前である。

早めに予約すれば試験会場に近いホテルを予約できるし、割引してもらえる場合がある。

 

またコストはかかるが、1泊1万円以上の部屋を選ぶべきである。

価格が安い部屋だと、部屋の中に勉強する机がない場合がある。

試験前に集中して勉強できる場所があれば、合格もぐっと近づく。

 

 

SWOT分析

設問要求を分析したら与件文を読んでSWOT分析をする。

 

SWOT分析は蛍光マーカーを使って与件文にマーキングする人がいれば、

鉛筆でアンダーラインを引く人もいる。

 

筆者の場合は、強みと機会をピンクの蛍光マーカー、弱みと脅威を青の蛍光マーカーでマーキングした。

 

また強みとも弱みとも言えないが、気になるものを黄色でマーキングした。

 

気になるところは、回答を作成するのに必要な情報である場合が多い。

 

4色使い分けるよりペンを持ち替える手間が減る。(4色使っている人もいる)

 

また、与件文を読み返すことがないように、読んだら直ちにマーキングする。

 

与件文は情報量が多いが、基本的に回答に不要な情報はないと思ってよい。

読みやすい文章を書くには

2次試験の問題を解いて、複数人でお互いの回答を採点し、誰の答案が一番良かったかを述べ合う機会があった。

 

自分ではよくできたと思っても、ある特定の人が評価が高くなった。なぜ自分の答案が選ばれないのか理由を考えた。

 

  • 普段から文章を書く習慣がない
  • 論理的な書き方をしていない

 

文章を書く習慣がないと、いざ説得力のある文章を書こうと思っても書けないものだ。

文学賞をとるには才能が必要だが、普段から文章を書いて、優れた文章を読んでいると誰でもある程度書けるようになるものだ。

 

また、文章は論理的に書くようにすると、読む人の納得感が高まる。

例えば、

  • 結論を書いてから、理由を述べる
  • 回答の切り口がMECEになるように書く

良い文章を書くには一朝一夕にはできない。

筆者も日々研究している。

 

モチベーションを維持するには

中小企業診断士の学習は長丁場だ。

計画を立てて努力をしたとしても必ずしも結果に結び付かない場合もある。

 

筆者は1次試験に合格できなかった時には放心状態となって何も手につかないときがあった。

 

2次試験までは進むのに、2次試験を突破できない人が、「今年を限りに受験をやめる」という姿をみたこともある。

 

途中で努力をやめてしまうとそれまでに費やした時間が無駄になる。あと少しというところまで来ているのだから、実にもったいないことだ。

 

長期間にわたりモチベーションを維持するためには、

  • 日々初心を思い出す。ー なぜ中小企業診断士になろうと思ったか?
  • 合格後の自分をイメージする。ー 合格して何をしたいか?
  • のめりこみすぎない。 - 勉強するときは勉強し、休むときは休んでメリハリをつける。

が大切だと思う。

2次試験は独学で合格できるか?

次試験は独学で合格できるかと問われれば、センスのいいごく一部の人を除いて大部分の人は難しいと考える。


2次試験の回答は記述式である。自分が書いた回答がよいか悪いかは自分ではなかなかわからない。第3者の視点で採点をしてもらい、今自分がどのくらいできるのかを常に把握すべきである。

 

2次試験はかつては与件をまとめればよかった時代があった。現在は与件を読んだだけでは解答できず、さらに抽象化が必要な問題が増えている。こうした出題傾向について情報を共有しているか否かが合否に大きく影響する。

 

自分にあう受験校を見つけよう。

学習時間

中小企業診断士試験の学習時間は、その人の置かれた環境によっても違うと思うが、1日2時間は確保したほうがいいと思う。

また可能な限り毎日継続することが合格にとって大切だと考える。

 

社会人をしていたり、家庭があるとなかなかまとまった時間がとれないものである。

筆者の場合は、朝の3時ころに起きてから出社まで、通勤中の車内、昼休みの時間を活用していた。