2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

抽象から具体化(その1)

与件文の分析が終わったら、抽象化した内容を具体的な回答に落とし込む。 事例1の設問1についてみていこう。 第1段落に「基本的に生産を他社に委託し、販売も信頼できる複数のパートナー企業に委託している、研究開発中心の企業である」とあるように、研…

口述試験

12月7日は中小企業診断士の2次試験(筆記)の合格発表であった。 口述試験は12月16日に行われる。 合格発表から口述試験まで10日もないがどのような準備をするべきであろうか。 口述試験は受験校の対策講座を受講すればよい。 筆記試験の与件文を…

与件文の分析

設問の抽象化に引き続き、与件文の分析を行う。 平成30年度の事例1の設問は以下の通りである。 A社は、資本金2500万円、売上約12億円のエレクトロニクスメーカーである。役員5名を除く従業員数は約50名で、そのほとんどが正規社員である。代表取締役は、1…

設問要求と抽象化(その3)

前回に引き続き平成30年度 中小企業診断士2次試験 事例1の設問の抽象化を行う。 第3問と第4問は次の通りである。 第3問 A社の組織改編にはどのような目的があったか。100字以内で答えよ。 第4問 A社が、社員のチャレンジ精神や独創性を創造して…

設問要求と抽象化(その2)

前回に引き続き、平成30年度の2次試験事例1について抽象化をしてみる。 第2問は次のとおりである。 第2問 A社の事業展開について、以下の設問に答えよ。 (設問1) A社は創業以来、最終消費者に向けた製品開発にあまり力点を置いてこなかった。A社…

設問要求と抽象化

中小企業診断士2次試験のうち、事例1から事例3までは同じ手順で回答を進める。 試験開始の合図がでたら、問題用紙の最後の2枚が白紙になっているので、これを丁寧に切り取ってメモ用紙として使う。 次に与件文を読まず、設問から見ていく。 与件文から読…